バイマのトラブル(その2)
いつも訪問ありがとうございます!
バイマで販売して、返品されてきた商品を妻にあげることにした
という話を前回しました。
ですが、サイズが合わず、妻が着ることはできませんでした。
更に悪いことに、同じ商品の購入をすでにしていたので、
2つも不良在庫をかかえることになってしまったのです。
というのも、最初の商品が届いた頃には、すでに2つ目の
商品を発注したあとだったので、どうすることもできませんでした。
祈るような気持ちで2つめの商品の到着を待ちましたが、
残念ながら、2つ目は1つ目よりもさらに欠点が増え、
とてもお客様に発送できるような状態ではありませんでした。
お客様には、事情をお話しして、キャンセルさせてもらいましたが、
これで2つの売れない在庫をかかえることになってしまったのです。
お直しをして、売れるようなものであれば良かったのですが、
欠点が多すぎて、いくらかかるかわかりません。
妻の友人にも進めてみましたが、やはりサイズが合いません。
どうやら、元々のつくりがおかしいようです。
かなり細いのに、入らないということでした。
2回目の注文については、まだ受領確認していなかったので、
買い付け先に返品返金の依頼をしましたが、返品のコストが
高いので、無理だとのこと。
賠償金で解決しようという提案をしてきました。
最初は、$5払うのでそれでお直ししてくれという提案です。
当然のことながら、却下です。
とても$5で直せる状態ではありません。
全額返金するよう回答すると、じゃあ$8でどうだ?という回答。
これも却下。
欠点が多すぎて補修できない。
日本の物価を理解していない。
全額返金して欲しいと要求。
すると、どんな欠点か写真を送れという回答。
面倒でしたが、これも経験だと思い、どこまで折れてくるか
見るつもりで、写真を撮りました。
細部を見ていくと、次々と欠点が出てきます。
ほつれ、飾りの石の数が左右で違う、石の形が違う、
しみ、やぶれ、縫い間違い etc.
全部写真に撮って送りました。
すると、相手の回答は、
「どれも小さな欠点だろう」$10払うからそれで修正してくれ。
フィードバックは「良い」を付けて欲しい。
という呆れるような回答です。
だんだんこちらも腹が立ってきました。
「小さい欠点?信じられない。」
「大きいし、大量の欠点だ。修正も不可能だ。」
とあくまでも全額返金を要求です。
disputeボタンを押して、受領の延期を申請しました。
すると、相手はDisputeはするな、$20払うから
良い評価を付けてくれと言ってきました。
どうやら、悪い評価を付けられることを
相当嫌がっているようです。
それにはまだ回答していませんが、そろそろ疲れて
きたので、この辺で手をうってもいいかもしれません。
$20もらっても、まだ9千円くらいは赤字になってしまう
計算ですが、授業料だと思ってあきらめるしか
ないかもしれません。
今回のトラブルで分かったのは、買い付け先と
商品は慎重に選ばないといけないということです。
出品者の評価と商品のフィードバックをよーく確認して、
信用のおける出品者から、良い商品を買わないと
いけません。
同じ写真だから、安いショップから買おうとすると
痛い目に会います。
やはり、中国と言えども、いいものはそれなりに
お金がかかりますので、安さだけで決めては
いけないんですね。
一度、良いショップを見つけることができれば、
そこから購入していれば、一定の品質は保たれます。
まだ、仕入の経験が少ないので、ショップの当たりはずれが
分かりませんが、これから少しずつデータをためていけば
こういったクレームは少なくなるだろうと思います。
バイマは、無在庫でノーリスクと思いましたが、リスクのない
ビジネスなどないんですね。
無在庫には無在庫の苦労があります。
これから年末にかけて、取引が増えるはずですので、
この苦い経験を踏まえて、同じ過ちを犯さないよう
気を付けていきたいと思います。